この記事はプロモーションを含みます

ポイントを知るだけで安心!川で遊ぶ時に注意すること

水辺ノウハウ

日本には山が沢山あるので、それと同時に山から流れる川も沢山あります。
それほど日本人は川が身近にあって、川遊びは子供の頃からの楽しみのひとつでもありますよね。そんな川遊びですが、残念ながら毎年事故が起こっており場合によっては亡くなってしまうケースもあります。

川で遊ぶのはとても楽しいです。安全で楽しく川遊びをするためのポイントをまとめました。
川遊びに行く前に覚えておくだけで、安心して楽しむことができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

川遊びで注意するポイント

岩や石にある苔での転倒に注意

河原にはたいてい岩や石が多くあります。上流に行けば行くほど大きさが大きくなり、大きな岩が重なっているところもあると思います。川の水量の関係で水に浸かったり浸からなかったりする岩には、苔が付きやすかったりします。
苔の上を歩くととても滑りやすく、転倒する可能性が非常に高いです。思いもよらないところで滑ってしまうことで派手に転倒する場合があり、岩の上での転倒は非常に危険です。

岩や石、特に水の中の岩でも苔が生えている箇所もありますので、慎重に歩く必要があります。

曲がっている川は曲がりの外側が深くなる

蛇行していたり曲がっている川は、基本的には曲がっている外側が川底が低くなり深くなりがちです。これは、水の勢いが外側の方が強くなり、その水の力で川底や河岸が削られていくために深くなっていくからです。
また、真っ直ぐの川では中央が一番深いことが多いです。

このように川の構造を理解して、深くなっている箇所がどのあたりなのかを理解して川遊びを楽しむことが重要です。

さらに、川の曲がりの外側は水の勢いが強い

イメージしてもらいたいのですが、バットを振った際に一番勢いがついてスピードが速い場所はバットの先端です。握っているグリップは、バットの先端に比べてそれほど動いていないはずです。
つまり、回転するということは外側が一番早く勢い良くなっています。

川も同じで、川が曲がって流れている場合は外側が一番勢いがあり水が流れるスピードも速い傾向があります。川遊びをする際は、川が蛇行していたりする場合は曲がった外側には近づかない方が無難で、特に小学生など小さな子供は曲がった川の内側で遊ぶようにすることが安全に楽しむポイントです。

濁った水が上流から流れてきたら、川からあがる

川では、膝上あたりまで水に浸かってしまうと動きにくい状態になると言われています。つまり、子供の場合はほんの10〜15センチくらいの水で動きにくくなってしまいます。

水量を理解してエリアを守って川で遊んでいるうちはいいのですが、上流から濁った水が流れてきたら要注意です。なぜなら、川の上流である山の上でスコールなど突発的な大雨が降っていて、その雨水で増流した川の水が下流に流れてきているからです。
そういう場面になった場合、川の水かさが上がり、場合によっては人間が流されてしまう危険もあります。下流が晴れていても山の上では大雨ということは普通にあります。

このような自然現象を理解し、濁った水が流れてきたら川からすぐに上がるということを覚えておきましょう。

川遊びでは自然を甘く見ない

身近にあるから気軽に楽しめる川遊びですが、気を抜くと本当に危険な目に遭ってしまう場合があります。川は上流から下流まで繋がっている認識を持つことで、川の変化を理解することができます。また、滑りやすいところが多いという意識を持つだけで、慎重に動いて転倒を免れます。

楽しい川遊びですが、安全面を意識することで安心して遊ぶことができると思います。

タイトルとURLをコピーしました