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知っておくと安心!海で安全に楽しむポイント

水辺ノウハウ

夏の海水浴シーズンだけではなく、海はSUPやサーフィン、シーカヤックなど季節を問わず遊べる魅力があります。川や湖とは違って雄大さがあり、開放感のある楽しみ方ができるのも魅力のひとつ。また、波という他の水辺にはない(琵琶湖など大きな湖では波はありますが)自然の力を利用して遊べるのもいいですね。

ただ、波は時として自然の脅威になる場合もありますし、海特有の注意すべきポイントもあります。そういったポイントを理解して、安全で楽しい海遊びを満喫しましょう。

海遊びで注意するポイント

離岸流(カレント)で沖に流されないように

湖は水場のエリアが決まっているし川は基本的には上流から下流に流れていくので、どのように自分の身体が流されていくのかのイメージがつきやすいですが、海はそうもいきません。
打ち寄せる波があるからです。

海の様子をイメージすると、波は沖(陸から離れた海の奥の方)から打ち寄せてくるのを想像できると思います。それは水が押し出すパワーな訳ですが、その水の力が浜辺に到達するとまた沖の方向に戻っていきます。ただ、後ろから来る次の波が浜辺に来る訳なので、沖に戻ろうとする水の力が別の場所から戻っていきます。
その戻っていく場所に戻る水の力が集中してしまい、沖に向かって戻る大きな力になってしまうのが離岸流です。サーフィンなど海のレジャーをする方ではカレントと呼んだりします。

離岸流(カレント)が起きやすい場所のひとつは、河口付近です。川から流れてくる河口流の力が相まって離岸流(カレント)となりやすい傾向があります。
また、うねりが強く入ってきている状況では、当然その強いうねりが沖に戻ろうとするため離岸流(カレント)が発生しやすいと言われています。大きく白波が立っているような海のコンディションの際は、白波が途切れている場所は離岸流(カレント)が発生している可能性があります。海の状況を見て安全に海遊びを楽しみましょう。

海にいる危険生物に注意(海の中で踏んでしまうことも)

海には触れると毒を持つ生物が意外と多くいます。
お盆の時期頃から出るクラゲもそのひとつですが、他にもヒョウモンダコやカツオノエボシ、ゴンズイなどはクラゲよりも強い毒性を持っています。

かくいう私はこれら強い毒性のある生物を海中で踏んでしまったことがあります。サーフィンをしていたので素足でボードを抱えたまま沖に向かって歩いていたところでしたが、なにか丸いけど棘があるようなものを踏んだという感触があり、その数分後には耐えられない痛みになってしまいました。
初めは岩の尖ったところを踏んでしまったくらいに思っていましたのでそのうち痛みは和らぐと思ったんですが、どんどん悪化して足がパンパンに膨れ上がりました。何が起こったか分からず、とりあえず帰宅しましたがそれはそれは痛くて悶絶するほどで、どうしようもなく救急車を呼んで病院へ運んでもらいました。
診察の結果、なにか海で毒性のある生物を踏んで刺されたのだろうということになりましたが、なんの生物だったかは未だ不明です。なぜなら海中で踏んだために目視できていなかったからです。

浜辺では足元が見えていますが、海の中では足元は見えにくいものです。毒性のある海洋生物を踏んでしまったときはかなりの痛みがありましたので、小さなお子様が刺されると大変です。できればアクアシューズを履かせるなど、対策ができるとよいと思います。

海で遊ぶ際の注意ポイント まとめ

離岸流(カレント)に注意

離岸流(カレント)が発生しやすい場所や状況を理解して、近寄らないというのが有効な対策です。また、小さなお子様は大人と違って力が弱いため、すぐに足元をすくわれます。大人でもちょっとしたことで足をすくわれてしまいます。子供と一緒に遊ぶ際は、必ず目を離さないということもポイントになります。

毒性のある海洋生物に注意

見たことない生物や物体があった場合は、基本的には触らないということを覚えておきましょう。カツオノエボシは一見綺麗ななにかに見えますが、毒性が強いです。
万が一刺されてしまった時の応急処置としては、50度くらいのお湯で温めることだと病院で伺いました(私が刺されてしまった時も同様の処置でした)。少し熱めの温度で温めると解毒されていくと聞きましたが、私の場合は解毒されるというよりも痛みが和らぐ程度でした。かなり痛みを伴う場合もあるので、病院に行くなど検討されるといいと思います。

楽しんでいる最中にトラブルに遭ってしまうのは避けたいですよね。対策を念頭に置いて、海遊びを満喫してもらえればと思います。

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