子供は年齢によって身長などに違いが大きく出るため、子供用ライフジャケットの選び方は大人用のライフジャケットとは少し異なります。
また、身体が小さいので脱げやすい、遠くに流された時に見つけにくいなど、万が一の時にしっかりと機能するように着用することが重要になります。
適切なサイズを選択する
子供の体重と身長に応じて選びます。緩まずにフィットしていることが肝心です。
いざという時、ライフジャケットの浮力があるものの子供の身体がずり落ちてしまい、役目を果たせない状態になってしまうからです。
商品が対象としている身体のサイズをしっかりと確認し、身体をフィットさせることでライフジャケットの効果を最大限に発揮させるようにしましょう。
遠くからでも見やすい色に
鮮やかな色や反射素材が組み込まれていることで遠くからでも見やすく、もしもの時に見つけやすくなります。万が一流されてしまっても速い段階から声を掛けることで子供がパニックに陥りにくくなります。
可愛さや格好良さなどで選びそうになりますが、おすすめはオレンジです。オレンジ色は国際救難色にも定められており、視界不良でもよく見える色です。お子様の安全のためにも、ライフジャケットの配色には気をつけたいところです。
動きやすさを確保
子供はライフジャケットを着ている時でも動き回りたくなるもの。子供用ライフジャケットは大人用と比べてポケットなどの装備が少ないため比較的動きやすいデザインになっていますが、柔軟で動きやすいかどうかは注目すべき点です。
ただし、脇下が少し空いていると動きやすさはありますが、お子様が小さいうちはフィットさせることを重視して脇までしっかり包むタイプの子供用ライフジャケットを選ぶのがよいかと想います。
股下のストラップ
子供用ライフジャケットには必ずと言っていいほど股下にストラップがあります。これは身体の小さい子供にフィットさせ、ライフジャケットが上がりにくくなるためです。それにより、正しく着用することができ子供が水中でしっかりと安定して浮くことができます。また脱げにくくなるので、子供が動き回ってもフィットさせることができます。
子供にライフジャケットを着用させるときには必ず股下のストラップをつけましょう。
