カヤックの醍醐味と言えば、ゆったりのんびりと水面を散歩する優雅な時間の楽しむこと。空気が凛としていて雄大な自然があって、目の前に富士山がどーんと構えていて自然の中にすっぽりと入ってしまったかのような感覚で湖面を静かに滑っていく。
そんなカヤックやSUPの楽しみ方をしたいと思った時にとっておきの場所があります。それは精進湖。富士五湖の中で最も小さい湖です。そんな精進湖でカヤックやSUPを楽しむポイントをお伝えします。
精進湖
どんな湖？
富士山を囲むようにある富士五湖のひとつで、山中湖や河口湖と違って観光地化が進んでおらず静かに自然を楽しむことができる湖です。規模は大きくないだけに訪れる人もそれほど多くないですが、精進湖の向こうに見える富士山の雄大さをカメラに収めようと、三脚で撮影する人もちらほら見られます。
富士五湖はそもそも富士山の噴火によって出来た湖であり、精進湖も例外ではありません。カヤックなどで湖を観察すると、ゴツゴツした岩場から植物が生えていたりと普段あまり見ない地形も見られます。
車で湖近くまで入れる場所もありますが、基本は火は使えなかったり食器の洗い場がなかったりします。もしデイキャンプのような使い方をするようであれば、キャンプ場を利用するのがよいと思います。
楽しみ方は？
カヤックをするには最適な湖で、湖面ではカヤックやボートから釣りを楽しんでいる人も多いです。湖面は穏やかなのでSUPでゆったりと湖を周ることしやすいです。
おすすめは他手合浜という車が乗り入れられる浜辺を拠点にすることです。他手合浜には、原っぱや木陰やトイレも近くにあるので、カヤックやSUPを楽しみつつ疲れたら木陰でピクニックなんて楽しみ方ができます。
他手合浜の近くに商店がありますが、基本は食料なども全て準備して持って行った方が無難です。
お勧めの時間帯は午前中。朝早く行くと湖面から立ち込める霧から現れる富士山を拝めることができ、非日常的な時間を過ごすことができます。
駐車場は？
おすすめの駐車スポットは、前述した他手合浜です。
精進湖の湖面の近くまでかなり車で近づけますが、地面がぬかるんで抜け出せないなんてことにならないように湖面から少し離れて停めることがよいと思います。他手合浜は無料で入れる場所なので、時間を気にせずカヤックやSUPを楽しむことができます。
精進湖の帰り道には
精進湖でカヤックやSUPを楽しんだあとは、身体を綺麗にしたいもの。温泉に浸かりながら富士山が見える「湯ゆらり」で温まってから帰るなんてプランはどうでしょうか。
